ロミオはお呼びでない ページ12
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二人の休みが被ったある日、翔太の提案でお家で映画を見ることになった。
「はぁ」
『どーした？』
キッチンからマグカップ2つ持って戻ってきた翔太が私にため息に気づき問いかける。
「なんでもないよ…っていえたらいい女なんだろーなぁー」
そう言いながら携帯を渡せば、ディスプレイを見た瞬間に深く刻まれる眉間のシワ。
私のため息と彼の眉間のシワの原因はここ最近良く来る、元カレからのロミオメール。
あれは間違いだったとか、もう一度やり直したいだとか…
陳腐な言葉が毎日のように届いており、一度メッセージアプリをブロックしたが、今度は別の媒体から送ってくるようになった。
正直だいぶんうんざりしている。
私に携帯を返し、隣に座った彼が私の頭を自分の肩に乗せた。
『…何かあったら、すぐ言えよ。』
「うん。ありがとう。」
携帯の通知を切り、そのままテーブルの上に置く。
「何見るの？」
『何がいい？』
彼からもたらされる体温や優しさに、寝ちゃわないように気をつけなきゃ。
なんて思いながら、テレビを見つめた。
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よちよち(プロフ) - 初めてコメントします。毎日楽しみに読ませて頂きました。いいですね🥰翔太くんのデレ感‼️読めてキュンキュンしました‼️ (4月10日 3時) (
レス) @page16 id: bee34b06b2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆづ(プロフ) - はじめまして。楽しく拝見させていただいているのですが言葉の誤用が気になったのでお知らせです。定員→店員。あと役不足という言葉は間違えやすいですが反対の意味ですよ。これからも素敵な作品期待しています!！ (4月5日 23時) (レス) id: 054daa6dee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：お豆腐屋さん | 作成日時：2024年4月4日 23時
