06 ページ6
_
「よっしゃ!作ってファンの子たちに自慢しよ!俺こんなの作れるんだぜって!」
「自慢にならないだろ。」
「俺のファンは絶対めちゃくちゃ褒めてくれるもん。すごいねーって。」
「それ子ども扱いされてるんじゃないの?」
「え、そうなん?」
大介くんのおかげでいつもより華やかな時間になった。
たくさん話して、たくさん笑って、すごく楽しかった。
だから一瞬で過ぎていく。
「ほな俺帰るわ。」
「なんで関西弁?」
「いひ、康二のが移っちった。」
おじゃましましたーん!と最後まで元気な彼は、手を振りながら家を出ていった。
寝る準備を整え、リビングにあるベビーベッドですやすやと眠る実ちゃんを眺める。
「あれ、起きてたんだ?」
「うん。」
お風呂から上がったお姉ちゃんが私の隣にやってくる。
「なに、子どもほしくなった?」
「んー…いずれはほしいけどまだいいかな。」
「その前に相手探さないとじゃんね。」
「言わないでよ。」
「いないの?いい人。」
「んー…。」
「この間ほら、職場の後輩くんだっけ?一緒にご飯行ったって。」
「うん。」
1203人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
minese(プロフ) - ありがとうございます、助かりました (5月2日 12時) (レス) id: 8f46ce7c6e (このIDを非表示/違反報告)
涼-suzu-(プロフ) - mineseさん» 題名は『玉響-moment』です(* ᴗ͈ˬᴗ͈)” (5月2日 12時) (レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
minese(プロフ) - 題名を教えてください (5月2日 11時) (レス) id: 8f46ce7c6e (このIDを非表示/違反報告)
minese(プロフ) - そうなんですか⁉ありがとうございます (5月2日 11時) (レス) id: 8f46ce7c6e (このIDを非表示/違反報告)
涼-suzu-(プロフ) - mineseさん» 目黒くんのお話ありますよ!お手数ですが私の作品一覧を見ていただければと思います。 (5月1日 16時) (レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:涼-suzu- | 作成日時:2024年4月7日 16時