Sweet? or Sour? Orenge juice

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紫side








橙「え、みんな何でおるん？」


緑「ずっとこっそり見てたんでしょ」


桃「何で知ってるの！？」


緑「康二のこと抱きしめた瞬間に
ドアの辺りからガタガタ聞こえたから」


黄「だから静かにしろって言ったじゃん」







本当は帰るつもりだったんだけど
やっぱり2人のこと見届けたくて
こっそり見てようって話になった








でもその後、飛び出すなんて聞いてねえぞ！
勝手にラウールと目黒が飛び出しだんだから。
俺は見届けたら帰ろうって思ってたのに
阿部の目が怖くなるってわかってたから…









緑「ていうか、なんでムード壊したわけ？」







ほら、怒った。








他「え？」


緑「せっかくキスできるところだったのに」


橙「キ、キス⁉︎」


緑「当たり前でしょ？せっかく気持ち伝えて
いい雰囲気になってる時に邪魔するとかどうなの？」


黒白「ごめんなさい…」


緑「まあこれからたくさんする機会あるし
俺らのために動いてくれたから許すけど。」


青「気づいたのかよ」


紫「まあ俺がメールしたしな」


橙「え、なになに？」


緑「康二は知らなくていいよ」


橙「なんかずるい！」


緑「そんなこと言ったら今ここで口塞ぐよ？」


橙「なっ、！」


青「阿部、怖えよ」


赤「でもやっとくっついたね。
でも、これからは2人で帰るでしょ？
今日がみんなで帰るの最後かな、寂しくなるね。」


橙「何言うとんの？これからもみんなと帰んで！」


緑「嘘でしょ？」


紫「康二、あべちゃんと一緒に帰らないの？」


橙「いつも通りみんなと帰るに決まってるやん！
逆になんでそうなるんか不思議やわ〜」


白「うわぁもうかわいすぎる。
こっちおいで、康二くん！」


黒「お前康二に抱きつくな、俺のだろ！」


緑「俺のだからマジで触んないで。」








これ阿部、大変だな。
阿部が康二のこと手のひらで転がすとか
思ってたけど、逆になるな…








誰にでもほいほいついていくような
純粋な康二の手のひらで転がされそう わら









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