Sweet? or Sour? Orenge juice

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青side








仕事を全力で終わらせて
マネージャーに来るまで家まで送ってもらう
その車から見る外の世界は暗くて
頻繁に爆音が流れていた









早く早くと思いながら
やっと着いた家の鍵を鍵穴に刺そうとしたとき









ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ ｶﾞｯﾊﾞﾘ ﾋﾟｶｯ! ﾄﾞｰｰﾝｯ









雷なんて平気な俺でさえも
ちょっとびっくりしてゾクっとするような
雷の光と近くに落ちたような音がした









青「やっべ、 ｶﾞﾁｬｯ! 康二大丈夫か！？」









雷に負けないくらいの大きさで康二を呼ぶ
だけど、返事はなし









こういうときには大体、寝室にいる









青「康二、開けるよ」









寝室のドアを開けたら案の定
布団にぐるぐる巻きになって
頭からかぶって丸まっている康二の姿を見つける









青「隣座るよ？」


橙「…」


青「康二、仕事で遅くなっちゃった
1人にしてごめんね。怖かったよね。」


橙「お仕事終わった？」


青「終わったよ。だからぎゅーしよっか？」


橙「でもお仕事終わり疲れとるやん」


青「疲れたからぎゅーして癒してほしいな」


橙「ええの？」


青「いいから。ほら早く布団剥いで
顔見せてほしいな、こっちおいで。」










普段の俺からは発すことの無いような言葉たち
でも今の康二には甘く優しくいかないとね









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