風磨の彼女は手に負えない。2

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彼女に着てほしい部屋着ランキング
第一位であろう
大きめの白シャツを渡した。


Aは華奢だからワンピースみたいになるだろうけど。



『ありがとう。ごめんね。』



俺からシャツを受け取ると
恥ずかしそうにお風呂場へむかった。



お風呂から上がってきたAは
もう世間には絶対見せたくない可愛さで。



冷え対策なのか
レッグウォーマーは持ってきていたようで
大きめの白シャツをワンピースのように着て
レッグウォーマーをして
髪の毛はお団子。

もちろんすっぴんだけど
メイクをしている時より少し幼い印象。




俺も一旦冷静になろうと風呂に向かった。




風呂から上がりリビングに向かうとソファの上で
体育座りをしているA。


「楽にしてていいのに。これからも来るっしょ？」


彼女なんだし。当たり前だよな？


俺は普通に聞いたつもりなんだけど
Aの顔は真っ赤。


『彼女にはこうなの？』


顔を両手で覆いながらいうもんだから
手を剥がしてキスをした。


「Aだからだけどね。」


そういうとなぜか膨れっ面に。


『…嘘。今までの彼女にも甘かったくせに。』


え、嫉妬なの？？

あのAが！？

俺だけが浮かれていて、
俺の愛が強すぎるんじゃないかって思ってた。


でもそうじゃないって期待していいってこと？

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